日本の言語

 

―welcome to JAPAN! 言語編―

 

近年、日本では、外国人の方を雇用する企業が多く増えています。
また、2019年6月より「特定技能」の在留資格が新たに交付されてますます日本で働く方が増えてきています。そんな中、日本は世界全体を見ても同じ言葉であるのに環境により意味合いが違うなど「日本語は,難しい」とよく耳にします。ここでは、実際に移住するうえで使うことのできる日本語をご紹介いたします。

 

―まずは、爽やかな挨拶からー

 挨拶は、世界共通で、朝起きた時、出かける時、相手になにかしてもらった時などに挨拶を
行うと思います。
とくに、日本では、挨拶は「礼儀」という印象が根強くあります。
また、職場や近所の方・友人など挨拶一つで印象は変わってきます。
ここでは、相手に良い印象をもっていただけるような基本的な挨拶をご紹介いたします。

 

【おはようございます】。

 朝起きた時に相手に交わす挨拶です。
国では定められておりませんが午前3時から午前10時ごろまで使用します。

 

【こんにちは】

 お昼時に相手に交わす挨拶となっております。
国では定められておりませんが午前11時から午後5時ごろまで使用します。

 

【こんばんは】

夕方から夜にかけて相手に交わす挨拶となっております。
国では定められておりませんが午後5時~午前3時頃まで使用します。

 

【ありがとうございます】

相手に何かをしてもらった際に交わす挨拶となっております。
基本相手に感謝の気持ちが芽生えたら使用するとよいでしょう。

 

【さようなら】

別れ際に交わす挨拶となっております。
「さよなら」を言うことで相手とも気持ちよく別れることができます。

 

【いただきます・ごちそうさまでした】

食事をする際に食べる前には手をあわせて「いただきます」
食事を終えた際には、手をあわせて「ごちそうさまでした」と言うようにしましょう。

 

「いただきます」・「ごちそうさまでした」を言う理由として

食事に携わっていただいた方への感謝と食材への感謝を込めるためです。
食事を携わっていただいた方に関しては、野菜や果物を作っていただいた方、
魚を捕っていた方などに感謝の意味を込めるためです。
また、食材への感謝を込める意味として、野菜や果物・魚・肉などには、命があります。
その命をいただくという意味を込められて行っています。

 

【いってきます・いってらっしゃい・ただいま・おかえり】

自宅から外出する際や職場で出かける際には、「いってきます」と言い外出しましょう。
「いってきます」は、相手にこれから行ってくるという意思表示にもなります。
相手が「いってきます」と言われたら「いってらっしゃい」と言うことで相手に快く外出してもらうために言うようにしましょう。

また、外出から帰宅したら外出から戻ってきたという意思表示などの意味を込めて
「ただいま」と言うようにしましょう。また、相手が「ただいま」と言われたら「おかえり」と言うことで帰ってきたという意思表示にもつながります。

「いってきます・ただいま」は、もし家に帰宅して1人である場合でも言うことで家に誰かいるのではないかと感じ防犯対策にもなるので言うとよいでしょう。

 

―職場で働くうえでの基本的な日本語-

前文でもお話ししましたが日本人は、礼儀が大切と根強いことから
職場の上司に失礼なことがあると印象としてよくありません。
ここでは、上司に失礼のない言語をご紹介いたします。

 

【自分自身のことを言いたい場合】

職場の上司に自分のことを「僕」や「オレ」・「自分」と呼ぶ方が日本人でも少なからずいます。
自分のことを「僕」や「オレ」・「自分」を使うことは失礼な言葉です。
「わたし」・「わたくし」というように癖をつけると良いでしょう。

【謝罪・お詫びをする際】

  人間だれしも過ちはあります。過ちを犯した際、そのあとの対応が重要となっていきます。
「ごめんなさい」・「すみません」といった謝罪する言い方がありますが職場で働くうえでは、
失礼な言葉です。
「誠に申し訳ございません」と丁寧な言葉で謝罪をするようにしましょう。

 

【仕事の始業・終業した際】

仕事をする際、上司や同僚に始業前に会った際は、「おはようございます」・「こんにちは」・「こんばんは」と挨拶をしましょう。
また、終業する際には、「お疲れ様でした。お先に失礼します。」と言った
相手に敬意をもった言葉を使い終業すると良いでしょう。

 

―上司に好感をもたれやすい言葉―

ここでは、職場において少しでも上司に好感をもってもらえるような言葉をご紹介いたします。
この言葉を言うことで周りと差がつくかと思います。

【断る場合】申し訳ございませんが

例:申し訳ございませんがこちらに関してはお受けできません。

 

【お願いする場合】お手数をおかけいたしますが

例: お手数をおかけいたしますがこちら書類記載いただけますでしょうか。

 

【質問する】失礼ですが

例:失礼ですがこちらはなんと読むのでしょうか?

 

【提案する】よろしければ

例:よろしければこちらのプランもいかがでしょうか?

 

【確認する】ご確認の程よろしくお願いいたします。

例:こちらの書類ですがお手数をおかけいたしますがご確認の程よろしくお願いいたします。

参考;https://kango.mynavi.jp/contents/nurseplus/shigoto/210413-2/

 

―まとめー

日本語は、世界各国から見てもかなり難しい言語となっています。
今回は、ご紹介させていただいたものは、一部ですが今後日本に住む上ではまだまだ覚えなければならない言語がたくさんあります。まずは、何事にも恐れずに間違えてもよいので実践して覚えていきましょう。